ネット上では、現在、さまざまなお店やサービスの口コミがたくさん投稿されていますね。
あなたは、そういった口コミをお店選びなどの参考にしますか?
おそらく多くの方が、何かを選ぶときに、まずは口コミを覗いてみるのではないかと思います。
いい評価や、良い感想が多いお店だと、やっぱり安心できますよね。
「ここなら大丈夫そうだな」と思える、あの感じです。
口コミは、お店側の宣伝とは異なり、実際に利用した方の体験や視点がダイレクトに伝わる仕組みなので、とてもよくできたものだと思います。
口コミは優れた仕組みですが、口コミが書かれにくい側面もあると思います。
それは、体験の良し悪しだけで決まるわけではなく、書こうとする人の気持ちや状況によって自然と変わってくるものです。
もしあなたが、どこかの治療院でとても満足のいく施術を受けられたとして、その治療院に高評価の口コミをぜひ投稿したいと考えるでしょうか?
もちろん、期待を大きく超えるような結果を実感できた場合など、その感動を口コミで伝えたいと思うことはあるかもしれません。
ただ、それほどまでに結果を出してくれる治療院であった場合に、それを他の人にぜひおすすめしたいと思うでしょうか?
もちろん、おすすめしたい気持ちが生まれることもあると思います。
ただ一方で、治療院は予約が取れなければ施術を受けることができません。
おすすめの投稿をして、それによりその治療院に予約が殺到したら、予約が取りにくくなる、場合によっては予約が取れなくなるということも考えられます。
それでも、おすすめの投稿をするでしょうか?
「本当は教えたくない治療院」として、できれば独占したいと思ったりはしませんか?
治療院に限らず、たとえば人気のグッズなどが口コミで広まって入手困難になる、なんてことはよくありますよね。
治療院に話を戻すと、長年の常連さんなどは、新規の方が増えると前述のとおり予約が取りにくくなるので、わざわざ良い口コミを書くことはまず考えられません。
そう考えると、口コミの評価の数や内容が、治療院の評価を必ずしも正確に反映しているとはいえないこともある、ということになります。
こうした仕組みを知っていると、口コミの評価の見え方が少し変わってくるかもしれません。
前述のとおり、口コミはとても有用で、判断材料として大変優れたものだと思います。
ただ、一度立ち止まって考えてみると、口コミをそのまま無条件に受け入れるのではなく、特に治療院などは、投稿された口コミの数や内容の意味をいろいろな角度から考えてみるのもいいかもしれません。
そうすると、口コミをさらに面白く読めて、そして、的確に判断する材料としてよりよく利用できるようになるかもしれません。
これは、口コミについてのほんの1つの視点ですが、もし参考にしていただけると、口コミというもののいろいろな側面が見えてきて面白いのではないかと思います。